BoneSculpt Pro|ブラシでボーンを曲げてポーズを作るBlenderアドオン

シカの頭部のリグに、BoneSculpt Proのブラシの円とパネルを表示している画面 Blender

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Vikas Thakur氏が、Blender用のアドオン「BoneSculpt Pro」を2026年10月中旬にSuperhiveで公開しました。スカルプトと同じ感覚で、ブラシでなぞってボーンを動かし、ポーズを作るアドオンです。ブラシは、つかんで動かす・丸める・ひねる・膨らませる・伸ばす・なめらかにするの6種類です。ボーンを1本ずつ選んで回さなくても、ポーズの当たりを付けられます。

ポーズの当たりを、なぞるだけで付けられる

パネルの「Start Sculpting」を押すと、ビューポートにブラシの円が出ます。この円でボーンをなぞると、ブラシの種類に合わせてボーンが動きます。6種類のブラシと、ポーズを戻すResetは次のとおりです。

  • Grab:ボーンをつかんで自然に動かす・曲げる
  • Curl:リグの一部をまとめて丸める
  • Twist:ひねりを加える
  • Inflate:ボーンを外側へ押し広げる
  • Stretch (Elastic):ポーズの一部を伸ばして形を変える
  • Smooth:不要な動きをならす
  • Reset:ポーズを元に戻す

ブラシの半径・強さ・フォールオフも変えられるので、広い範囲をまとめて動かすことも、指先だけを細かく直すこともできます。

鳥の足の指のボーンを、ブラシの円でなぞって曲げているデモ
鳥の足の指を、ブラシでなぞって曲げている(画像:Superhiveの商品ページより)

握らせた指が、物にめり込みにくい(Proプラン)

Proプランにはコリジョンの機能があります。オンにしておくと、ポーズを付けているあいだ、ボーンがコリジョン用のオブジェクトを突き抜けにくくなります。商品ページのデモでは、銃のグリップを握らせた手の指を、グリップにめり込ませずに曲げています。

銃のグリップを握る手の指を、グリップにめり込ませずにブラシで曲げているデモ
コリジョンをオンにして、グリップを握る指を曲げている(画像:Superhiveの商品ページより)

動かす所と向きを、絞り込める

ブラシで動かす値は、位置・回転・スケールのどれか1つに絞れます。ボーンのローカルのX・Y・Z軸のうち、どの軸だけを動かすかも選べます。

マスクも使えます。マスクをかけた部分はブラシで動かなくなるので、動かしたいところだけを残して作業できます。マスクの解除・反転・クリアもパネルからできます。

鳥の脚のモデルが、ポーズを付けたあとに動いている様子
ポーズを付けた鳥の脚(画像:Superhiveの商品ページより)

ProとBasicの違い

商品ページには、BoneSculpt ProとBoneSculptの2つのプランがあります。Basicの「BoneSculpt」は基本の機能だけを収めたプランです。Proプランには、ブラシの追加、コリジョン、ミラー、オニオンスキン、変形の範囲を絞る機能が入っています。作者は、今後のブラシの追加はProプランに入れていくと書いています。

価格・入手先

価格9.74ドル(Pro)/ 3.24ドル(Basic)
対応バージョンBlender 4.5〜5.2
ライセンスGPL
作者Vikas Thakur
入手先Superhive

Proは通常14.99ドル、Basicは通常4.99ドルで、商品ページでは値下げした価格で販売されています(終了日の記載なし)。操作の詳細は、商品ページの「Documentation」タブにまとまっています。

管理人のひとこと

指のポーズ付けは、関節ごとにボーンを選んで回す作業が続くので、ブラシでなぞって丸められるならだいぶ楽になりそうです。物を握らせるポーズでは指が物にめり込みやすいので、コリジョンで止まってくれるのはありがたいです。

以前紹介したBlaze AutoPoseは1か所動かすと体全体が付いてくるタイプでしたが、こちらはなぞった範囲だけを動かすタイプです。全身の当たりと指先の調整で、使い分けができそうです。

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