Unreal Engineの新地形「Mesh Terrain」|断崖やトンネルも作れる非破壊の地形システム

UnrealEngine

Epic Gamesが、Unreal Fest Chicago 2026の講演動画「Introducing Mesh Terrain: Craft Large Complex Worlds」を公式YouTubeチャンネルで公開しています(2026年7月18日公開)。Unreal Engineの新しい地形システム「Mesh Terrain」を紹介する内容で、従来のハイトフィールド(高さマップ)ベースの地形では扱いづらかったオーバーハングやトンネル、垂直な崖などを、メッシュベースで作れるようにする実験的(Experimental)な機能です。

Mesh Terrainとは

Mesh Terrainは、高さマップの制約から離れて、広大で複雑な環境を制作するためのメッシュベースの地形システムです。高さマップ方式は1つのXY座標に対して高さを1つしか持てないため、上下に重なる形状(オーバーハングやトンネル)は苦手でした。Mesh Terrainは地形をメッシュとして扱うことで、非一様な解像度(必要な場所だけ細かくする)や、オーバーハング・トンネル・垂直な崖といった形状を、非破壊のワークフローで扱えるようにするものだと説明されています。

主な特徴

  • ハイトフィールドの制約を受けない、メッシュベースの地形表現
  • 非一様な解像度に対応(必要な箇所だけ高密度にできる)
  • オーバーハング・トンネル・垂直な崖などの複雑な形状に対応
  • 地形を非破壊で編集できる、インタラクティブなモディファイア群
  • Unreal EngineのPCG(Procedural Content Generation)フレームワークと連携できる

講演で解説している内容

約48分の講演では、動画の公式説明によると次の3点を中心に解説されています。

  • メッシュパーティション技術の基本的な考え方
  • 新しいMesh Terrainを作成する基本ワークフロー
  • PCGとMesh Terrainを組み合わせた運用

詳しくはIntroduction to Mesh Terrain(Epic Games公式ナレッジベース)をご覧ください。動画はUnreal Engine公式チャンネルのUnreal Fest Chicago 2026講演です。

管理人のひとこと

背景やステージを組むとき、崖の下のえぐれた岩肌やトンネルを作ろうとすると、ハイトフィールドの地形では結局メッシュを別で足すことになりがちでした。最初からメッシュベースで、しかも非破壊で編集できてPCGとつながるとなると、地形と岩や植生をまとめて作り込める余地がありそうで気になります。まだExperimentalなので実戦投入は慎重にですが、まずは講演を通しで見て、手元で触ってみたい機能です。

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