riel氏(@koankitsu)が、頭の上にカーブを描いて、四角ポリゴンだけの髪のメッシュにするBlenderアドオン「HairMesh」を11月3日に公開しました。CataRackta氏のソフト「Stylized HairMesh Creator」(HairHarpy 2.0の前バージョン)を、作者の許可を得てBlenderに移したものです。無料で手に入り、金額を決めて支払うこともできます。対応はBlender 5.1以降です。
HairMeshとは
頭の上にカーブを描き、隣り合うカーブのあいだに面(壁)を張って毛束にし、最後にループが均等に並んだ四角ポリゴンのメッシュへ変換するアドオンです。スタイライズドな髪やアニメ調のキャラクター向けとしています。元のソフトの作り方と考え方はすべてCataRackta氏のもので、riel氏はそれをBlenderの中で使えるようにしました。元のソフトのプロジェクトファイル(.hairmesh)も読み込めます。
毛束のカーブを、頭の上に手描きで引ける
カーブは、頭の上に点を1つずつ打って描くこともできますし、フリーハンドで線を引くこともできます。手描きで引いたカーブは、頭の形に沿って置かれます。ガイド、頭頂部の分け目まわりを作るクラウン、カーブどうしの分かれ目、左右対称、複製の機能もそろっています。
毛束の断面を、根元・中ほど・毛先で変えられる
毛束ごとに断面の形を決められ、根元・中ほど・毛先でそれぞれ別の形にできます。断面は、パネルに並んだ3つの枠の中で点を動かして編集します。
カールやうねりも、モディファイアで足せる
モディファイアは、チューブ、マスク、太さ、ひねり、ノイズ、カール、フィル、密度の8種類です。カールは毛束をカーブのまわりにらせん状に巻く機能で、元のカーブを動かすとカールも付いてきます。
面を切って、毛束を分けられる
2本のカーブのあいだに張った面は、途中で切り分けられます。切った線は新しいカーブになるので、そのまま毛束を分ける境目として使えます。
変換したメッシュとカーブを、切り替えて確かめられる
表示は、カーブと面を編集する「Live」と、変換したメッシュを見る「Baked」の2つを切り替えられます。変換したメッシュは、あとから編集できます。
価格・入手先
| 価格 | 無料(金額を決めて支払うこともできる) |
| 対応バージョン | Blender 5.1以降 |
| ライセンス | GPL-3.0-or-later |
| 作者 | riel(元のソフト:CataRackta) |
| 入手先 | Ko-fi |
Ko-fiでは支払う金額を自分で入力でき、0から選べます。riel氏は、払ってもらえた分が更新を続ける助けになるとしています。作例のファイルは、CataRackta氏のページで配られています。
管理人のひとこと
カーブを描いてから四角ポリゴンのメッシュにするまでがBlenderの中で済むので、別のソフトと行き来しなくていいのは助かります。LiveとBakedを切り替えればカーブの段階に戻れるので、形を直すたびに書き出し直す手間もなさそうです。
HairHarpy 2.0で入ったリトポやUV展開の機能が、Blender版にどこまで入っていくのか気になりますね。



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