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Ferasyahya氏のBlenderアドオン「ReFace」が、2026年9月13日に2.0.5へアップデートしました。ReFaceは、メッシュのクリーンアップ、CADのような寸法指定、参照を使った編集、リトポロジーの補助、ビューポートのオーバーレイ、オブジェクトの分離をまとめた精密モデリング用のツールキットです。2.0.5では、選択した面をグリッドで作り直すCorner Guided Grid Refillが大きく拡張され、既存の面を選ばずに境界を描いてパッチを作れるようになりました。

2.0.5の主な新機能
- Drawn Patch Mode: 既存の面を選択せず、境界を直接描いてパッチを作成・リトポ
- Patch Extensions: セグメントの押し出し、またはKnifeによる拡張でパッチを伸ばすワークフロー
- Sector Decomposition: 穴を含む領域を放射状の分割で編集できるセクターに分解。既存の四角パッチ用ソルバーを再利用
- Display Mode: Focus Modeを廃止し、サブアイランドの確認とコーナー編集用のDisplay Modeに置き換え(Display Modeでの数の編集は実験的)
- Dynamic Edges: 実験的機能から標準のワークフローへ
- Knife Tool: アンカー、スプラインポイント、スナップ、ハードポイントを使って分割を直接作成
- 保存と密度: Drawn Patchの保存・読み込みと、ジオメトリに応じたプレビュー密度の設定
2.0.4(6月20日)では、分割線の編集やスプラインの制御点、L字の分割レイアウト、シャープとしてマークした辺を分割のガイドに変換するImport Sharp Edgesなどが入っており、今回はその流れを受けた更新です。
2.0で精密モデリングのツールキットに
作者によると、ReFaceは5月5日の2.0で、小さな整列ツールから精密モデリングとメッシュのクリーンアップのツールキットへ大きく広がりました。主なツールは次のとおりです。
- ViewMode: 辺の長さ、角度、円の半径、面積、法線、ループの周長、最短・最長の辺をビューポートに表示
- CADのような編集: 辺の長さ・角度・円の半径を、ドラッグハンドルまたは数値で指定
- クリーンアップ: ブーリアンで切った辺の頂点をまとめるBoolean Clean Up、円形のループを整えて頂点数を変えるAdjust Circle、面の島を作り直すCorner Guided Grid Refill
- 参照を使った編集: 辺や平面を参照として保存し、整列・投影・ミラーに利用
- 選択ツール: 面の経路、ループの内側、境界ループ、平らでない面、似た形の閉じたエッジの検索
- オブジェクトモード: 保護したオブジェクトを残して分離するReFace Isolate、トランスフォームのコピー、筒状メッシュの中心を通るカーブの作成

もともとの寸法指定のツールも残っていて、選択した辺の長さを数値で決めたり、アクティブな辺の長さに合わせたりできます。

呼び出しは、Ctrl+Shift+Vのポップアップメニュー、NパネルのReFaceタブ、オブジェクトモード・編集モードのメニューから行います。/ キー(テンキーの / も可)で、アクティブなコレクションをビューレイヤー上で分離できます。

使う前の注意
作者は、リトポとクリーンアップのツールは設計上メッシュを破壊的に変更するので、大きく作り直す前には保存するか、大事なジオメトリを複製しておくよう書いています。面の参照やオブジェクトの整列には平らな面を使うのがよく、ツールによっては1本の辺、つながった2本の辺、閉じたループ、アクティブな要素といった特定の選択が必要です。
価格・入手先
| 価格 | $20 |
| 対応バージョン | Blender 4.5〜5.2 |
| ライセンス | GPL |
| 作者 | Ferasyahya氏 |
| 入手先 | Superhive |
価格は2.0のメジャーアップデートに合わせて$5から$20に改定されました。それ以前に購入した人は、追加料金なしで2.0.5をダウンロードできます。Blenderのエクステンション形式にも対応しています。
管理人のひとこと
PatchGAPと同じくCADやハードサーフェスのメッシュを張り直す道具ですが、ReFaceは寸法を測ってそろえる機能まで一つに入っているのが違いです。アニメの背景小物だと図面どおりの寸法より見た目の整い方を優先するので、辺の長さを数値で合わせるより、円形のループを整えて頂点数を変えるAdjust Circleのほうに出番がありそうです。
$5の頃から比べると、境界を描いてパッチを張り直すところまで面倒を見るツールになっています。Blender標準のグリッドフィルで穴を埋めている人から見て、どこまで手作業が減るのかは、実際に使っている方の話を聞いてみたいです。



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