Nyanneco SP Batch Path Properties|Substance 3D Painterのパス設定を、まとめて揃える無料プラグイン

Substance

Blender・Substance 3D Painter向けのツールを配布しているにゃんねこ氏(@nyanneco9)が、Substance 3D Painter用のプラグイン「Nyanneco SP Batch Path Properties」を2026年10月31日にBOOTHで無料公開しました。1本のパスの設定を、選んだ複数のパスへまとめてペーストするプラグインです。

Nyanneco SP Batch Path Propertiesとは

Substance 3D Painterには、複数のパスのプロパティを同期する機能がありません。設定を揃えたいときは、1本ずつプロパティをコピーしてペーストするしかありませんでした。このプラグインは、Painter標準の「プロパティをペースト」を、選んだパスに順番に実行します。作者は、ステッチや縫い目のように同じ設定のパスが何本も並ぶ場面を想定しています。

1本の設定を、選んだパスへまとめて反映できる

使うときは、パスを含むペイントレイヤーかペイントエフェクトを選び、パスツールでパスの一覧を表示しておきます。左のツールバーに追加されたアイコンを押すとダイアログが開きます。「コピー元」でパスを1本選び、「コピー先」で反映したいパスにチェックを入れます。「プロパティを反映」を押すと、チェックしたパスにコピー元の設定がペーストされます。パスは2本以上必要で、コピー元に選んだパス自身はコピー先に選べません。

主な機能は次のとおりです。

  • 表示中のパス一覧から、コピー元を選択
  • チェックボックスで、コピー先を複数指定
  • コピー先の全選択・全解除
  • パスを追加・変更したときの一覧の更新
  • 進捗バー、処理件数、処理中のパス名の表示
  • 処理中はPainterへのマウス・キー入力を一時的に止める

揃うのはボタンを押したときだけ

パス同士を常につないでおくツールではありません。「プロパティを反映」を押した時点の設定を、1本ずつ順にペーストします。コピー元をあとで変えたら、もう一度反映し直します。手作業より効率よく揃えられますが、処理には少し時間がかかると作者は書いています。反映が終わったら、Painter上で結果を確かめてから保存するよう案内されています。

インストール手順と操作の流れは、BOOTHの商品ページにまとまっています。

価格・入手先

価格無料 / 300円(応援版)
対応バージョンSubstance 3D Painter 12.2.0で動作確認
対応OSWindows(macOSは未確認)
作者にゃんねこ
入手先BOOTH

応援版は通常版と中身が同じです。配布形式はPythonのプラグインで、9.0.1以降でも動作するとされていますが、作者は保証しておらず最新版を推奨しています。個人・法人、商用・非商用を問わず作品制作に使え、制作した作品の公開や販売も自由です。プラグインそのものの再配布・転売は禁止されています。

管理人のひとこと

パスで引いたステッチは、あとから太さや間隔を変えると、ほかのパスにも同じ変更を入れ直さなければいけません。衣装の縫い目のように同じ設定のパスが何十本もあると、1本ずつペーストし直すだけで時間を取られます。コピー元を決めてチェックを入れるだけで反映できるなら、この手直しはかなり楽になりそうです。

作者のにゃんねこ氏は、10月にも陰影をマスクで付けるNyanneco Broad Diffuse Generatorを出しています。今回のプラグインは処理に少し時間がかかるとのことなので、数十本をまとめて反映したときにどのくらい待つのかは気になります。

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