dirun氏が、ボーンやオブジェクトを選ぶボタンを自由に並べられるピッカーのBlenderアドオン「FreePicker」をBlender Extensionsで無料公開しています。初公開は2026年9月18日で、10月4日に最新のバージョン4.7.0が出ました。ビューポートの上に浮かぶパネルに、選択セットごとのボタンを置いていく作りです。
FreePickerとは
オブジェクトモードとポーズモードの両方で使える選択ツールです。選択したボーンやオブジェクトから「Add From Selection」でボタンを作り、そのボタンを押すとまとめて選択されます。Blender標準のボーン選択セットとは別に自前でデータを持つので、標準機能やほかのアドオンとはぶつかりません。作者は、複雑なリグや大きなシーンを扱うアニメーターとリガー向けのツールだとしています。
作者が公開した紹介動画です。
主な特徴
- オブジェクトモードとポーズモードの選択セットに対応
- ボタンはドラッグで移動・右下の角で拡大縮小、自由な位置に配置
- ボタンの形は四角・丸・三角から選択、色も変更可能
- 選択中のセットを強調表示
- 配置を作る編集モードと、選択だけに使うロックモード
- レイアウトをJSONで書き出し・読み込み
- GPUで描く軽いUI
編集モードでは、ボタンをドラッグして動かし、ダブルクリックで名前を変え、範囲選択した複数のボタンをまとめて動かせます。ロックモードではボタンのクリックでメンバーが選ばれ、空いた所をドラッグすると複数のボタンを範囲選択できます。右クリックからメンバーの追加・削除や色・形の変更ができ、Ctrl+ホイールでパネルの拡大、中ボタンのドラッグで移動します。書き出したJSONには位置・大きさ・形・色まで入ります。4.7.0ではボタンの複製が加わりました。
価格・入手先
| 価格 | 無料 |
| 対応バージョン | Blender 5.0以降 |
| ライセンス | GPL-3.0以降 |
| 作者 | dirun |
| 入手先 | Blender Extensions |
Blender 5.0で変わったボーンの選択の仕組みを使っているため、5.0より前のバージョンでは動きません。ソースはGitHubで公開されています。
管理人のひとこと
ピッカーは、リグを組んだ人がアニメーターのために作り込むもの、という印象があります。ボタンを置いて形と色を決めるだけで作れるなら、自分で動かすためだけのリグにも気軽に用意できそうです。
レイアウトをJSONで書き出せるので、同じリグを使うキャラが何体もあるときに、1回作った配置を使い回せるのも便利そうです。



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