MV Look Kit|ボタン1つでポップなトゥーン調に、ツヤと影の色を選べる無料Blenderアドオン

紫のトゥーン調で塗られたポータブルスピーカーの3Dモデルと、MV Look Kitの設定パネル Blender

Riesz(りーす)氏(@Riesz_edit)が、3Dモデルにツヤのあるポップなトゥーン調の質感を当てるBlenderアドオン「MV Look Kit – Pastel Pop」を2026年9月29日にBOOTHで無料公開しました。大きなハイライトと段階的な陰影で、小物や建物、機械などのモデルをMVの背景やイラスト風の画に仕上げるためのものです。

メッシュを選んでボタン1つでトゥーン調に

使い方は、メッシュを選んで「Apply / 選択へ適用」を押すだけです。パネルは3DビューのNキーで開く「MV Look Kit」タブにあります。Riesz氏は公開の告知で、こういう質感が好きなのでアドオンにしてみた、と話しています。

  • 青/紫/ミント/コーラル/黄の5色の配色プリセット
  • 地色・ハイライト・影の色の個別指定
  • ツヤの幅・強さ・境界の柔らかさ、影の明るさの調整
  • 複数モデルの一括変更、配色を保ったままの質感だけの更新
  • 適用した質感の解除(元の材質に戻す)
青・紫・ミントに塗り分けた階段、コンテナ、機械の3Dモデルと、右側のMV Look Kitの設定パネル
3つのモデルに別の配色を当てた例と設定パネル(画像:BOOTHの商品ページより)

使う前に知っておきたいこと

EEVEE専用で、Cyclesには対応していません。EEVEE以外の環境では、パネルの「EEVEE + Standard」を先に押します。このボタンはレンダーエンジンと色管理を切り替えるもので、「元の表示設定へ戻す」で元に戻せます。

適用すると、選んだオブジェクトの材質は上書きされます。元のテクスチャや透明表現を自動で引き継ぐ機能は無いので、テクスチャで柄を描いているモデルには向きません。見え方は形状・法線・照明で変わり、丸みのある部分ほど広いハイライトが出ます。マテリアルプレビューで確認するときは「シーンのライト」「シーンのワールド」を有効にします。3Dモデルやサンプルシーンは付属しません。

価格・入手先

価格無料
対応バージョンBlender 4.3.2・5.2.0 LTSで動作確認(EEVEE専用)
対応OSWindows(macOS・Linuxは未検証)
ライセンスGPL-3.0-or-later
作者Riesz(Rieszの素材置き場)
入手先BOOTH

公開時点のバージョンは0.1.2です。ZIPは解凍せず、プリファレンスの「ディスクからインストール」で入れます。使い方の詳細はZIPに同梱のREADMEにまとまっています。

管理人のひとこと

背景の小物を置いて画面を埋めるときに、1個ずつマテリアルを組まずに同じトーンでそろえられるのは楽そうです。配色を保ったまま質感だけ更新できるので、ツヤの具合を画面全体で詰めていく作業にも合っています。

材質を上書きする作りなので、テクスチャで描き込んだモデルには使えません。形と色面で見せるプロップ向きで、MVのように単色の小物を並べる画にはちょうどいい割り切りだと思います。

コメント

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