PatchGAP|Plasticityの形状を面ごとに分割数を決めてリトポ

Blender

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Andrei Bezgodov氏が、Plasticityなどから持ち込んだハードサーフェスのメッシュを半自動でリトポロジーするBlenderアドオン「PatchGAP」をGumroadで販売しています。面をパッチとして扱い、境界ごとのセグメント数を指定して揃えることで、リトポ後のクリーンアップ作業を減らすのが狙いだと作者は説明しています。ハードサーフェス、特に武器のアート向けに作ったツールとしていて、対応はBlender 5.2と4.5です。

穴ごとに異なる分割数を設定した例(Make different amount of sections)
穴ごとに異なる分割数を設定した例(Make different amount of sections)

面ごとに境界の分割数を決める

基本の操作は、パッチを作って境界のセグメント数をコントロールすることです。公式の画像では、穴のまわりや外周の境界に番号が振られ、パネルのMesh Densityにそれぞれのセグメント数が並んでいます。同じ形の穴でも、場所ごとに違う分割数を設定できます。

作者は2026年9月8日に、約9分の紹介動画を公開しています。

曲線のまとまりを拾い、同じ分割数に揃える

公式の画像では、形状の曲線がグループごとに色分けされて拾われている様子(Notice every curve group)と、同じセグメント数へ一度に揃える様子(Same segments instantly)が紹介されています。

曲線のまとまりを色分けして拾う様子(Notice every curve group)
曲線のまとまりを色分けして拾う様子(Notice every curve group)

どの画像でも、右側のパネルに境界ごとのSegmentsの数値が並んでいます。

境界どうしのセグメント数を揃えた結果(Same segments instantly)
境界どうしのセグメント数を揃えた結果(Same segments instantly)

平面とチューブ

平らな面については、作者が「いちばん簡単」な扱いだとしています。公式の画像はU字の切り欠きがある部品の例です。

切り欠きのある平らな部品の処理(Easiest planar surface manipulation)
切り欠きのある平らな部品の処理(Easiest planar surface manipulation)

曲がったパイプのようなチューブ形状にも対応が追加されています(Tubes Support Added)。

曲がったチューブ形状への対応(Tubes Support Added)
曲がったチューブ形状への対応(Tubes Support Added)

複雑な形状とワンクリックの結果

公式の画像には、曲げたフックのような複雑な形状でも流れが揃う例(Complex Shapes Align)と、溝の並んだレール状の部品をワンクリックで処理した結果(Single Click Result)も載っています。

曲げたフック状の複雑な形状(Complex Shapes Align)
曲げたフック状の複雑な形状(Complex Shapes Align)

パネルにはTris to Quadsのオプションや、選択したパッチを確定するFinalize Selectedのボタンが並んでいます。

溝の並んだレール状の部品をワンクリックで処理した結果(Single Click Result)
溝の並んだレール状の部品をワンクリックで処理した結果(Single Click Result)

使った人の反応

同じくPlasticity由来の形状を扱うHardcraftが対応するのはBlender 5.0以降のため、4.5でも使えるPatchGAPを購入した、というユーザーの投稿です。

Plasticityで各面に頂点カラーを塗り分けたモデルを読み込み、面ごとに辺の頂点数を変えられる点を挙げています。

価格・入手先

価格$35(Personal)/ $150(Studio)
対応バージョンBlender 5.2 / 4.5
作者Andrei Bezgodov氏
入手先Gumroad

Personalは趣味・プロを問わない個人向け、Studioは人数無制限のスタジオ向けのライセンスです。作者は動画の説明欄で、質問をArtStation・Discord・Telegramで受け付けているとしています。

管理人のひとこと

アニメの小物にも銃や機械パーツのようなハードサーフェスはあって、CADで形を出したあとの三角だらけのメッシュをどう張り直すかは、セルルックだと陰影や線にそのまま出るので避けて通れません。穴ごとに分割数を決めて、同じ数へまとめて揃えられるなら、張り直しの手作業はだいぶ減りそうです。

同じ題材では、CADの面構造そのものを読んで埋める無料のHardcraftもアルファ版で出ています。PatchGAPは境界の分割数を自分で指定していく作りなので、どこまで自動に任せたいかで見比べることになりそうですね。

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