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Nゴンを含むメッシュでも、辺をダブルクリックするだけで周囲のエッジループを選べるBlenderアドオン「NGon Loop Select」が、バージョン4.0に更新されました。作者のAmandeep氏が2026年9月25日に公開したもので、本人は「このアドオンでいちばん大きなアップデート」としています。これまで拾えなかったループを拾えるよう選択の仕組みを改良し、確定する前にループをプレビューして調整できるようになりました。
NGon Loop Selectとは
Blender標準のループ選択は、途中にNゴンがあるとそこで止まってしまいます。このアドオンは、ブーリアンで開けた穴の縁のような、Nゴンに囲まれたエッジループを一度で選べるようにするものです。

使い方は、辺選択モードで辺をダブルクリックするか、辺をアクティブにして「D」キーを押すだけです。Shiftを押しながら操作すると複数のループを追加でき、Shift+Ctrlを押しながらダブルクリックすると、同じ平面上にある面をまとめた外周のループを選べます。
V4.0で拾えるようになったループ
V4.0では、これまで取りこぼしていた形のループを拾えるように選択の仕組みが改良されました。作者の告知で例に挙がっているのは次の4つです。選ぶ候補のループはオレンジ色でプレビューされ、クリックで確定、Escで取り消します。
曲面で切り抜いた縁をダブルクリック1回で

いびつな形の面の輪郭を、どの辺から選んでも同じループに

ベベルを付けたくぼみの縁は、Ctrl+ドラッグで閉じるまで角度を下げる
ループをたどるときの面の角度のしきい値は、プレビュー中にCtrl+ドラッグで変えられます。ベベルで面が細かく折れている縁でも、しきい値を下げていけば一周つながったループになります。

通したい辺をShift+クリックでループに加える

選ぶ前に経路を調整できる
上の2つ以外にも、プレビュー中は次の操作でループの経路を調整できます。
- Alt+クリックで、その辺を通らないようにブロック
- マウスホイールで別の経路に切り替え
プレビューを挟まずにすぐ選択したい場合は、アドオンの設定で「Classic Loop Select」をオンにすると、V3と同じ動きに戻せます。
価格・入手先
| 価格 | $4.99 / $6.99 / $9.99(Superhive)・$5以上の任意の金額(Gumroad) |
| 対応バージョン | Blender 3.6〜5.2 |
| ライセンス | GPL |
| 作者 | Amandeep |
| 入手先 | Superhive / Gumroad |
すでに持っている人は、V4.0に無料でアップデートできます。Superhiveの3つの価格は中身が同じ「Support Developer(開発者の支援)」の段階です。V4.0の公開に合わせて9月28日まで30%引きになっていて、Superhiveでは購入時に自動で割り引かれ($3.49/$4.89/$6.99)、Gumroadではコード「NLS30」で同じ割引が受けられます。V4.0の内容は作者のアップデート告知にまとまっています。
NGon Loop Selectは、作者のアドオンをまとめた「Ultimate Value Bundle」にも入っています。オールインワン系アドオンのRanTools(P-Cutter入り)を含む版が$45、RanToolsを除く14本の版が$25で、こちらも9月28日まで30%引き($31.50/$17.50)です。ほかにClean Panels、GeoCables、Bake-A-Node、Quick UV Checkersなどが含まれます。バンドルはSuperhiveとGumroadで扱っています。
管理人のひとこと
背景モデリングでブーリアンを使うと、穴の周りがNゴンだらけになって、Alt+クリックのループ選択が途中で止まることがよくあります。そういうときは1辺ずつShiftで拾い直していたので、ダブルクリックで一周取れるだけでも手数が減ります。
V4.0のプレビューは、狙ったのと違う経路を拾っていたときに、選択してから気づくのではなく確定前に分かるのがいいですね。ベベルを付けたくぼみの縁は、面が細かく折れているぶん標準のループ選択だと途切れやすいので、角度を下げてつなげられるのは助かります。



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