Motion Sculpt|アニメーションの軌跡をビューポートでつかんで直す、Blenderアドオン

Blender

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アニメーションの軌跡(モーションパス)をBlenderのビューポートで直接つかんで、弧の形やキーの前後の流れを直せるアドオン「Motion Sculpt」が、JB FXからSuperhiveで公開されました。公開は2026年9月26日、価格は17.99ドルです。

キャッチコピーは「グラフではなく、モーションパスを編集する」。弧を直すたびにグラフエディタとビューポートを行き来するのではなく、画面に見えている軌跡そのものを触って動きを整える、という考え方のツールです。JB FXによる紹介動画がこちらです。

軌跡をつかんで、動きの形を直す

使い方は、アニメーションを付けたオブジェクトかコントロールを選び、軌跡を表示して、あとはビューポートで形を整える、の3ステップです。軌跡上のキーの点を3Dビューで直接ドラッグして、動きの通り道を変えます。Soft Grabを使うと、つかんだ点の周りの点も減衰の範囲を調整しながら一緒について来ます。

ジャンプする人形の軌跡の点をつかみ、周りの点が一緒に動くSoft Grabの画面(画像: JB FX)
Soft Grabでは、つかんだ点の周りの点も一緒について来る(画像: JB FX)

キーの前後の流れを接線ハンドルで調整

軌跡上の点を選ぶと、その点の入りと出の接線ハンドルをビューポートで編集できます。ポーズに入っていく動きと抜けていく動きの形を、軌跡を見たまま調整できます。

人形の腰の軌跡上の点から、左右に接線ハンドルが伸びている画面(画像: JB FX)
キーの入りと出の接線ハンドルをビューポートで編集する(画像: JB FX)

なめらかにする・まっすぐにする・弧にする

形の整理用に、2点以上のあいだの弧をなめらかにするSmoothと、軌跡を弧の形にそろえるArcが用意されています。製品ページの見出しは「ゆるめる、まっすぐにする、弧を作る」です。

キャラクターのIK/FKコントロールにも対応

アニメーションを付けたオブジェクトのほか、対応しているIK/FKのコントロールでも使えます。アニメーション用のエディタを切り替え続けずに、軌跡に集中して作業できるように作られています。

元の軌跡の表示やピン留めなどの補助機能

補助機能として、Soft Grab、Pins、Original Path、Quick Interpolation、Quick Ease All Pathsが入っています。Original Pathは直す前の軌跡を重ねて表示する機能で、元に戻すRestoreもメニューにあります。

人形の軌跡と、Original Path・Display & Range・Restore・Quick Helpの並ぶメニュー(画像: JB FX)
Original Pathのメニュー。直す前の軌跡を重ねて表示できる(画像: JB FX)

Pinsは軌跡上の点を固定しておく機能です。ほかに、軌跡の点を矩形でまとめて選択することもできます。

ジャンプする人形の軌跡の頂点に、緑色のピンが打たれている画面(画像: JB FX)
Pinsで軌跡上の点を固定しておく(画像: JB FX)

価格・入手先

価格17.99ドル(個人)/ 50ドル(Studio・5人まで)/ 89.99ドル(Studio・10人まで)
対応バージョンBlender 4.2+
ライセンスGPL
作者JB FX
入手先Superhive

購入には12か月のサポートとアップデートが付き、製品価格の50%で12か月延長できます。Blender Extensionとしてインストールできる形式です。

管理人のひとこと

ジャンプの頂点を少し上げたいだけでも、グラフエディタで該当するカーブを探して直すのは手間がかかるところです。見えている軌跡をそのままつまめるなら、その往復がまるごと無くなりますね。

元の軌跡を重ねて表示できるので、直す前と見比べながら触れるのも安心です。IK/FKのコントロールでも使えるので、キャラクターの手付けで特に助かりそうです。

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