SiroinoSotai|完全無料・CC0で商用OKなVRChat向け共通素体が正式リリース

CG全般

VRChat向けのアバターや衣装制作の土台に使える3D共通素体「SiroinoSotai(しろいの素体)」が、2026年7月31日にv1.0として正式リリースされました。制作したのはしろいの氏(@SiroinoWorks)で、BOOTHから完全無料・CC0ライセンスで配布されています。個人・法人、商用・非商用を問わず自由に使え、利用報告・許可申請・クレジット表記も不要です。

SiroinoSotaiとは

SiroinoSotaiは、その名の通りアバターや衣装制作の「素体(ベースボディ)」として使うことを想定した共通ボディモデルです。VRChat向けに設計されていますが、CC0のためゲーム・映像・配信・イラストなど幅広い創作に流用できます。Blender 5.2.0 LTSで制作され、Humanoidリグとトゥーン系シェーダーのlilToonに対応。PC版とモバイル版の2バージョンが同梱されており、用途に合わせて選べます。

SiroinoSotai 共通素体

主な仕様

  • ポリゴン数はPC版が16,704三角ポリゴン、モバイル版が3,500三角ポリゴンの2バージョン
  • 素体シェイプキー93種(着せ替え補助キー66種+体形変化キー27種)を搭載し、衣装の貫通対策や体形の調整に対応
  • Humanoidリグ対応。使用シェーダーはlilToon
  • 動作確認環境はUnity 2022.3.22f1/VRChat SDK 3.10.4
SiroinoSotai 体形バリエーション

同梱データとCC0の範囲

配布物は次の5点で、いずれも「CC0 1.0 全世界」が適用されます。

  • SiroinoSotai PC版 FBX
  • SiroinoSotai Mobile版 FBX
  • Blenderファイル
  • テクスチャデータ
  • Unity向け設定データ(UnityPackage)

ただし、UnityPackageから参照されるVRChat SDKやlilToonなど第三者提供のデータはCC0の対象外で、それぞれの利用規約が適用される点には注意が必要です。

SiroinoSotai 同梱データ

対応アイテムを作る・表記のルール

SiroinoSotaiに対応した衣装・アイテムを制作する場合は、互換性の仕様と「SiroinoSotai対応」の表記フォーマットをまとめた公式ガイドが用意されています。対応アイテム制作者にはアバター本体の提供もあり、詳細は公式Discordで案内されています。なお素体データ自体はCC0ですが、配布される「SiroinoSotai」ロゴはCC0の対象外で、対応ガイドの基準を満たすアバター・アイテムの対応表記にのみ使用できます。

SiroinoSotai 対応アイテム表記

価格・入手先

SiroinoSotaiはBOOTHで¥0(完全無料)で配布されています。ダウンロードはSiroinoSotai配布ページ(BOOTH)から。クレジットは企画・制作=しろいの氏、協力=ちゃかぽ氏、ウェイト制作=せらすずな氏です。

管理人のひとこと

今回初めて触れる素体ですが、共通素体がCC0・完全無料というのは衣装やアバター制作の土台としてかなりありがたい配布です。トポロジーやウェイトを一から組む工程を省いて、その先の造形やテクスチャに時間を回せます。着せ替え補助キーが66種も入っているので衣装の貫通対策がやりやすそうで、PC版とモバイル版が最初から分かれているのも実制作向きだと感じました。lilToon前提なのでトゥーン・セルルックの見た目とも相性がよく、まずは配布ファイルを開いてトポロジーの組み方を眺めてみるだけでも勉強になりそうです。

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