3DCoat 2026|ノードベースの非破壊テクスチャリングを搭載、スカルプト中のプレビューにも対応

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Pilgwayは、スカルプト・リトポロジー・3Dペイントに対応する3Dソフト「3DCoat 2026」と、テクスチャリングとレンダリングに機能を絞った廉価版「3DCoatTextura 2026」を公開しました。一連の早期アクセスビルドを経て、最新ビルドの3DCoat 2026.11が正式に製品版(production-ready)として提供されています(CG Channelの記事は2026年7月23日付)。

3DCoat 2026とは

3DCoatは、ボクセル/サーフェスのスカルプトからリトポロジー、UV、3Dペイントまでを1本でこなせる3Dソフトです。2026では、両エディション共通の最大の変更点として、GPUで動作するノードベースの新しいテクスチャリングシステムが加わりました。ノードをつないでマテリアル・マスク・エフェクトを非破壊で組み立てられ、Substance 3D DesignerやMariのようにビジュアルエディタ上で編集できます。ノードシステムはスカルプトツールと密に統合されており、モデルをスカルプトしながらマテリアルをプレビューすることも可能です。

3DCoat 2026の主な新機能

  • GPUアクセラレーションのノードベーステクスチャリング:スマートマテリアル・マスク・デフォーマ・ポストプロセスフィルタ・ボリュメトリックテクスチャを非破壊で生成。ノードはPilgway独自のGLSL系言語「NGL(NodeGraph Language)」で記述され、GPU上でシェーダとしてコンパイルされる
  • ボリュメトリックテクスチャからモデル内部にボクセル格子を作成でき、3Dプリント用の内部サポート生成にも利用できる
  • PBRマテリアルシステムを30チャンネルに拡張。マテリアルライブラリのスマートマテリアルをノードシステム対応にし、Scanimat製の3DスキャンによるファブリックマテリアルなどをNew追加
  • 新しいSplitterツール:モデルを複数パーツに分割し、それぞれを個別レイヤーに配置する
  • ソフトはノードシステムを搭載したGPU版と、レガシーのCPU版という2つの実行ファイルとして提供される
  • そのほか、パラメトリックなハイブリッドモデリングのワークフロー更新、ポーズツール・カーブ・ベベルまわりの改善

価格・入手先

価格3DCoat 2026(ノードロック/個人)永続ライセンス €279(通常 €379、VAT別、約¥47,000/通常 約¥64,000)。買い切りで12か月の無償アップデート付き。月額サブスク・1年レンタルも選択可。テクスチャ特化版の3DCoatTextura 2026はより安価な別製品として提供(価格は公式ストアで要確認)
確認時点2026年7月25日(3DCoat公式ストア)
入手先3DCoat公式ストア

機能の詳細は3DCoat 2026.11リリースノート(公式)をご覧ください。

同じテクスチャリング分野では、InstaMATも2026年7月のアップデートで2D UVペイントに対応しています。

管理人のひとこと

テクスチャの下地づくりはSubstance系で回すことが多いので、3DCoatのノードテクスチャリングにすぐ乗り換えという感じではないのですが、スカルプトしながらマテリアルの当たりを確認できる統合ぶりは魅力的に見えます。もともとリトポやUVまで同じソフト内で完結する強みのあるツールなので、非破壊のノードが加わったことで「造形と質感を行き来しながら詰める」使い方がしやすくなりそうです。まずは体験版でノードの手触りを確かめてみたいところです。

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