kyexyz氏が、透過PNGなどの画像から輪郭に沿った厚みのある3Dモデルを作るBlenderアドオン「Image to Cutout」を2026年9月30日にitch.ioで公開しました。画像を選んでボタンを押すとテクスチャ付きの切り抜きモデルができ、FBX・GLB・OBJ・STLで書き出せます。価格は購入者が決める方式で、0円でもダウンロードできます。
Image to Cutoutとは
ステッカー・ロゴ・キャラクター・スプライトの画像を、小道具やキーホルダーのチャーム、ゲームのアクセサリー、3Dプリント用のモデルにするためのアドオンです。入力は透過PNGか、単色の背景に描かれた絵です。処理はすべて手元で行い、画像のアップロードやAIモデル、アカウントは使いません。

画像を選んで「Generate Cutout」を押すだけ
3DビューポートでNキーを押し、Cutoutタブを開きます。Choose Imageで画像を選ぶか、ビューポートに画像をドラッグし、Generate Cutoutを押すと切り抜きモデルができます。輪郭を拾う設定は、Auto Setupが画像ごとに自動で選びます。厚みと縁の幅は調整でき、キーホルダー用の吊り下げ穴も開けられます。絵の中の隙間は、そのままモデルの穴になります。

切り抜く前にプレビューして、失敗したところを塗って直す
モデルを作る前に切り抜きの結果をプレビューできます。Edit Cutoutの画面では、Gap・Keep・Removeのブラシで、残す部分と消す部分を塗り分けて直せます。

ステッカーシートを1枚ずつに分け、まとめて変換する
何枚ものステッカーが並んだシートの画像は、ステッカーごとに別の切り抜きモデルへ分けられます。複数の画像の一括変換にも対応しています。三角形の数に上限を設定でき、Robloxのアクセサリー向けに4,000に抑える、といった使い方を想定しています。できたメッシュはモディファイアーを使っていない、そのまま編集できるメッシュです。

書き出しはFBX・glTF・OBJがテクスチャ付きで、STLは形状だけです。

制限として、背景が透過か単色である必要があり、ごちゃごちゃした写真から被写体だけを切り抜くことはできません。扱える画像は2,500万画素までです。
価格・入手先
| 価格 | 購入者が価格を決める方式(0円から) |
| 対応バージョン | Blender 4.2+ |
| ライセンス | GPL-3.0以降 |
| 作者 | kyexyz |
| 入手先 | itch.io |
作ったメッシュは商用のプロジェクトを含めて自由に使えます。サポートは作者のDiscordサーバーで受け付けていて、うまく切り抜けない画像はitch.ioのコメント欄に画像付きで書き込めば作者が確認するとしています。
管理人のひとこと
背景のモデリングでは、店先のステッカーや看板、作中に出てくるアクリルスタンドのような板状の小物を、画像を貼った板で済ませることがよくあります。カメラが寄ると厚みのない板だと分かってしまうので、輪郭どおりに縁の付いた厚みが一発で出るのは便利そうです。
三角形の上限を決められるので、小物を大量に並べるシーンでも重さを見ながら作れます。キャラの設定画から作中グッズを起こすときにも使えそうです。



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