Damage Control Bundle|建物に瓦礫や割れた窓、汚れを足して廃墟にするBlender用ノード集

DAMAGE CONTROLのロゴと、汚れたビル、草に覆われた塔、崩れた道路の3つの作例 Blender

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Embrace FXのBlender用ツールセット「Damage Control Bundle」は、建物や小物に汚れ・瓦礫・ひび割れを足して、使い込まれた見た目にするためのジオメトリーノードのセットです。汚れのマスク、瓦礫や草を散らす仕組み、割れた窓や電線を作る仕組み、ひび割れた道路を作る仕組みが入っていて、どれもアセットライブラリからドラッグして使います。Superhiveで販売されています。

中身は40以上のアセットコレクション、1000以上のバリエーション、10種類以上のスキャッターツールと多くのプリセットです。操作はモディファイアパネルだけで済みますが、作者は「まったくの初心者向けではない」としていて、ジオメトリーノードを少し知っていると使いこなしやすいと書いています。

重ねて使える瓦礫や草のスキャッター

スキャッターツールは、建物のまわりに瓦礫・草・板切れなどを散らすための仕組みです。ルールを決めてプリセットにしておけば、ほかのモデルにも同じ散らし方を使えます。複数のスキャッターを重ねて使えます。

家のモデルのまわりに瓦礫や板切れのスキャッターを足していくBlenderの画面(画像: Embrace FX)
スキャッターのプリセットを選んで瓦礫や草を散らす(画像: Embrace FX)

割れた窓や電線を数クリックで足す

ジェネレーター系のツールは、アセットをドラッグ&ドロップするだけで、割れた窓、瓦礫の山、電線のような細部を足します。マスクで付ける範囲も絞れます。

建物に割れた窓や瓦礫の山、電線をドラッグで足していくBlenderの画面(画像: Embrace FX)
ジェネレーターで割れた窓や電線を足す(画像: Embrace FX)

ジオメトリーノードで汚れの入り方を決めるグランジマスク

グランジマスクは、汚れやすすの入り方をパラメーターで調整するためのマスクです。ジオメトリーノードで細かく決めることも、AOだけで済ませることもできます。汚れ用のシェーダーもいくつか付いています。

グランジマスクのアセットを建物に適用し、汚れの入り方を調整するBlenderの画面(画像: Embrace FX)
グランジマスクで汚れの入り方を決める(画像: Embrace FX)

ひび割れた道路を作るInfinite Fracture

Infinite Fractureは、インスタンスを繰り返し並べて、ひび割れた道路や橋、広い平らな地面を作るツールです。カーブに沿って割れた路面を敷けます。

カーブに沿ってひび割れた路面を敷いていくInfinite Fractureの画面(画像: Embrace FX)
Infinite Fractureでカーブに沿って割れた路面を敷く(画像: Embrace FX)

価格・入手先

価格70ドル(個人・フリーランス)/ 180ドル(2〜5人のスタジオ)/ 290ドル(6人以上のスタジオ)
対応バージョンBlender 4.5〜5.2
ライセンスGPL
作者Embrace FX
入手先Superhive

アップデートは2028年8月までの3年間と予告されています。その後は更新が終わるか、別の製品として出す予定だそうです。どれもジオメトリーノードで作られているので、使っているノードがBlenderから消えない限りは長く動くはずだと作者は書いています。一部のテクスチャはPoly HavenのCC0素材です。使い方の解説動画は作者のYouTubeで公開されています。

管理人のひとこと

背景の建物は、きれいに作ったあとに汚しと崩しを足す工程に意外と時間がかかります。割れた窓や電線、足元の瓦礫をドラッグで足せて、散らし方もプリセットで使い回せるなら、廃墟っぽい背景を何棟も並べるときにかなり楽になりそうです。

美術ルックの背景を作るときは、グランジマスクで汚しを入れる場面が多くあります。普段はSubstance Painterなどで入れている汚れを、Blenderの中でノードのパラメーターを触りながら調整できるのは良さそうですね。

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