YMA Painterly|筆のタッチを法線で出す、Redshift用の絵画調マテリアル12種

鳩がとまった信号機を、オレンジの筆のタッチで描いたような絵画調のレンダー CG全般

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You And Me Academyが、Redshift用の絵画調マテリアル集「YMA Painterly」をGumroadで販売しています。筆のタッチを法線で表現するマテリアルが12種類と、板ポリに貼って散らす筆跡のアルファが3種類入っていて、3DCGのモデルを絵画のような見た目でレンダリングできます。Cinema 4D版とHoudini版が別々に用意されています。紹介動画は2025年11月21日に公開されたもので、新製品ではありませんが、今も販売が続いています。

12種類の筆のタッチを、ドラッグだけで付けられる

12種類のマテリアルは、それぞれ違う筆の種類として作られています。手描きのテクスチャとプロシージャルな設定を組み合わせたもので、オブジェクトにドラッグするだけで絵画調の見た目になります。ベースの色とアクセントの色、法線の強さ、スケールを変えれば、同じマテリアルからいろいろな描き味が作れます。複数のマテリアルをオブジェクトごとに組み合わせることもできます。

皿に盛ったオレンジの切り身を、筆のタッチで描いたように見せたアニメーション
筆のタッチで描いたようなオレンジの作例(画像:Gumroadの商品ページより)

テクスチャは4K・2Kのタイリングテクスチャが12枚で、実際の筆跡や絵の具の効果から作ったと説明されています。筆跡のアルファ3種類は、板ポリに貼ってジオメトリの上に散らして使います。

少女の頭部の絵画調のレンダーと、ワイヤーフレームを左右に並べた画像
絵画調のレンダーとワイヤーフレームの比較(画像:Gumroadの商品ページより)

色と筆の強さも、手早く変えられる

マテリアルのノードは色分けされていて、調整する値は外に出してあります。ベースの色とアクセントの色を変えやすい作りです。ほかに、絵画調の法線、スケール、コマ撮りのように描き味を切り替えるプロシージャルなアニメーション、油絵のマテリアルだけにある厚塗り(インパスト)の設定が入っています。

Cinema 4Dの画面で、絵画調のイチゴのレンダーと、イチゴのワイヤーフレームを並べた画像
Cinema 4Dでのイチゴの作例(画像:Gumroadの商品ページより)

Cinema 4D版には、アセットブラウザーから読み込めるプリセットのライブラリと、そのままドラッグして使えるデモファイルが付きます。デモファイルには、設定の例を並べたシーンも入っています。マテリアルの説明をまとめたPDFと、オンラインのドキュメントもあります。

鎧を着た騎士に光が当たり、筆のタッチの陰影が変わっていくアニメーション
光を動かすと筆のタッチの陰影も変わる(画像:Gumroadの商品ページより)

動作条件:Redshift 2026.1以降

YMA Painterlyは、Redshiftの新しいOpenPBRマテリアルを使っています。OpenPBRは古いRedshiftには無いので、Redshift 2026.1.0以降が必要です。組み合わせるのは、Cinema 4D 2026.0以降か、Houdini 21.0.512以降です。データの容量は約1.04GBです。

信号機と鳩のワイヤーフレームから、絵画調のレンダーへ切り替わるアニメーション
ワイヤーフレームから絵画調のレンダーへ(画像:Gumroadの商品ページより)

価格・入手先

価格39ドル(Individual / Freelance)/ 239ドル(Indie Studio・10人まで)/ 600ドル(Studio・人数無制限)
対応バージョンRedshift 2026.1.0+ / Cinema 4D 2026.0+ または Houdini 21.0.512+
作者You And Me Academy
入手先Gumroad(Cinema 4D版) / Gumroad(Houdini版)

Individual / Freelanceのライセンスは、年収10万ドル未満の個人向けです。デジタルダウンロードのため、返金はケースごとの判断になるとのことです。購入前に、手元の環境やレンダーファームが動作条件を満たしているか確かめるよう書かれています。You And Me Academyは、テレビ・ゲーム・映画の業界で働いてきたJoe Lawrence氏とTheo Daley氏が運営しています。

管理人のひとこと

Cinema 4DとHoudini向けなので、Blenderと3ds Maxが中心のうちではそのまま試せない素材です。それでも、ワイヤーフレームのモデルに筆のマテリアルを貼るだけで油絵のようなルックになる作例を見ると、背景美術を3Dで起こすときの参考になります。

筆跡を法線で出しているので、ライトを動かしても塗りのタッチが光に反応するのが面白いです。描き味をコマ撮りのように切り替える機能もあるので、動かしたときに絵が止まって見えない工夫まで入っています。

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