kumeku氏が、VRChatのアバター向けのUnity拡張NewFitをBOOTHで公開し、2026年10月10日にXで告知しました。布の物理演算とアバターの体のコリジョンを使って、衣装を体に沿わせながら形を整えます。調整のあとはウェイトの塗り直しと、動いたときの貫通の修正まで自動で行えます。変換用のプロファイルは不要で、どの衣装をどのアバターに合わせるのにも使えるとしています。
物理演算で衣装を体に合わせる
衣装は布としてシミュレーションされ、体を突き抜けずに、体の表面に当たって止まります。動かすと布が自然にたわみ、しわや折り目ができます。シャツの裾をめくる、袖をまくる、ズボンを下げるといった形の変更も、衣装をつかんで動かして行います。

布の伸縮性、厚み、縮み具合などはスライダーで調整できます。パネルはセットアップ、スカルプト、布、保存のタブに分かれていて、日本語と英語に対応しています。ほとんどの項目は、マウスを重ねると説明が表示されます。

ウェイトの塗り直しと貫通の修正
形を整え終わったら、NewFitがウェイトを自動で塗り直し、衣装が体の動きに合わせて動くようにします。ボタンを1つ押すと、アバターにいくつものポーズを取らせて衣装の貫通を自動で探し、貫通を防ぐために体を縮めるブレンドシェイプを作ります。衣装の形を変えない場合にも、この貫通の修正だけを使えます。
トグルやブレンドシェイプとして保存
調整した形は、トグルとして自動で作ることも、ギミックに使えるブレンドシェイプとして保存することもできます。Modular AvatarとNDMFとも併用でき、元のデータを壊さない非破壊のワークフローに対応しています。
価格・入手先
| 価格 | 2,500円 |
| 作者 | kumeku |
| 入手先 | BOOTH |
管理人のひとこと
衣装を別の体型に合わせる作業は、ラップで形を寄せてから貫通を1か所ずつ直し、ウェイトを整える、という順番で時間がかかるところです。布のシミュレーションで体に沿わせたあと、ウェイトの塗り直しと、動かしたときの貫通のチェックまでボタンで済ませる流れは、VRChat向けに限らず考え方として面白いです。
体を縮めるブレンドシェイプで貫通を逃がすのは、ゲームのアバターらしい割り切りだと思います。服の形を変えない人にも使える機能なので、そこだけ目当てで入れる人もいそうですね。



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