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MichaelB氏が、Blenderアドオン「Sculpt Rewind」を2026年9月末にSuperhiveで公開しました。スカルプトや頂点ペイントの作業履歴をオブジェクトごとに記録し、ビューポート上のバーをドラッグして前後の状態へさかのぼれるアドオンです。作者は「ZBrush風のアンドゥ履歴」とうたっていて、現在はベータ版として販売されています。
Sculpt Rewindとは
BlenderのCtrl+Zは1手ずつ戻る仕組みなので、何手か前の形を確かめたいときは、そこまで戻してからやり直すことになります。Sculpt Rewindは、この履歴をタイムラインのようなバーにまとめ、バーを動かすだけで途中の状態をプレビューできるようにしたものです。商品説明では、スカルプトに加えて編集モードと頂点ペイントの履歴もさかのぼれるとされています。
バーを動かして途中の形をすぐ確認できる
中心になるのは、スクラブできる履歴のバーです。バーを左右に動かすと、スカルプトの途中の状態がその場でビューポートに表示されます。見比べたうえで、メッシュ全体をその段階に戻すこともできます。

オブジェクトごとに別々の履歴を持つ
履歴はオブジェクト単位で独立しています。別のオブジェクトに切り替えて作業しても、元のオブジェクトの履歴はそのまま残り、戻ってくればまた続きからバーを動かせます。

履歴は.blendファイルに保存されるため、Blenderを閉じてプロジェクトを開き直しても引き継がれます。FAQによると、履歴を別に持ち運ぶことも、.blendファイルにまとめて入れることもできます。
モーフブラシで一部だけ前の段階に戻す
新機能として紹介されているのが「Morph History」ブラシです。履歴の中から以前の段階を選び、戻したい部分だけをブラシでなぞると、その範囲だけが以前の形に戻ります。塗っていない部分は今の形のままです。軽くなぞれば少しだけ、何度か重ねればしっかり戻せます。

ブラシはスカルプトモードのツールバーに「Morph History」として追加されます。なお、リメッシュなどでメッシュの構造が変わったあとは、モーフの基準となる段階を設定し直す必要があるとFAQに書かれています。
頂点ペイント・フェイスセット・マスクも同じバーで
スカルプトのストロークだけでなく、頂点ペイントの塗りも同じ履歴のバーでさかのぼれます。

フェイスセット、マスク、非表示にした部分の変更も、同じ履歴に入ります。

その他の機能
- ムービーモード:スカルプトの履歴を動画として書き出し
- クロスブラシを含む、すべてのスカルプトブラシに対応
- メモリ使用量を管理するための履歴コントロール
FAQでは、メモリの使用量はスカルプトの規模と履歴の長さによって変わり、大きなメッシュや大きな変更ほど多く使うと説明されています。
価格・入手先
| 価格 | $19 |
| 対応バージョン | Blender 4.2〜5.2 |
| ライセンス | GPL |
| 作者 | MichaelB |
| 入手先 | Superhive |
現在はベータ版で、Superhiveではベータ版向けの25%オフクーポンが配られています(9月30日時点で残り10日、使用回数に上限あり)。機能の一覧は作者の紹介ページにもまとまっています。
管理人のひとこと
形を詰めていくと、何手か前のほうが良かったと後から気づくことがあります。Ctrl+Zで戻ると、そのあとに直した別の場所まで一緒に消えてしまうので、結局は手で形を戻すことになりがちです。モーフブラシなら、気になる部分だけを前の段階に戻せます。
スカルプトだけでなく編集モードの履歴もバーでさかのぼれるので、ポリゴンで顔を組んでいく作業でも、途中の形を見比べる使い方ができそうです。頂点を少しずつ動かして目元や口元の印象を探っているときほど、どの段階が良かったのかを並べて見たくなります。履歴を動画で書き出すムービーモードもあるので、チュートリアル用に作業の流れを見せるのにも使えそうです。



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