ScatterFlow Pro|30種超のバイオームと水・天候をまとめたBlenderアドオン

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Blenderの環境構築をまとめて引き受けるアドオン「ScatterFlow Pro」が、Superhive(旧Blender Market)で公開されています。制作はApex Assets、価格はComplete版が99ドル、2〜6席で使えるStudio版が199ドルです。製品ページの表示では、2026年8月27日時点で公開から7日、販売数は20本超となっています。

植生のアセットライブラリと、それを配置する散布システム、さらに水・天候・空気中のエフェクトまでが1本に入っている構成です。

名前が似ていますが、Superhiveで別の作者が販売している物理演算ベースの散布アドオン「ScatterFlow」とは別の製品です。Apex Assetsの取り扱い商品にScatterFlow(Pro無し)は無く、こちらはNatureカテゴリの新規商品として登録されています。

30種以上のバイオームを1クリックで置く

中心にあるのがバイオームのプリセットです。砂漠、熱帯、ツンドラ、荒れた芝生、ゴミの山といった環境が30種類以上用意されていて、今後も増えると書かれています。

用意されているバイオームのプリセット一覧(画像: Apex Assets)
用意されているバイオームのプリセット一覧(画像: Apex Assets)

使い方はアセットブラウザからバイオームを選んで地面に適用する形で、製品ページでは「Easy 1-Click Biomes」と紹介されています。

砂漠のバイオームを地面に適用したところ(画像: Apex Assets)
砂漠のバイオームを地面に適用したところ(画像: Apex Assets)

植生アセットは個別にも使える

バイオームの中身になる植物アセットが、1点ずつライブラリとして並んでいます。竹、シダ、クローバー、スイレン、ヨモギ、モンステラなど、生きている状態と枯れた状態が別々に用意されているものもあります。

アセットライブラリに並ぶ植生アセット(画像: Apex Assets)
アセットライブラリに並ぶ植生アセット(画像: Apex Assets)
クローバーと下草を寄りで見たところ(画像: Apex Assets)
クローバーと下草を寄りで見たところ(画像: Apex Assets)

ツタは描いて生やす

Easy Draw Ivy Systemは、モデルの上にツタを直接描いて絡ませる機能です。製品ページでは彫像に絡ませた作例が出ています。

彫像にツタを絡ませた作例(画像: Apex Assets)
彫像にツタを絡ませた作例(画像: Apex Assets)

水は6種類のプリセット

水はTropical・Alaskan・River・Lake・Pool・Pondの6種類が用意されています。同じ形状を沈めた比較画像が出ていて、濁り方と底の見え方がそれぞれ違うのが分かります。

6種類の水プリセットの比較(画像: Apex Assets)
6種類の水プリセットの比較(画像: Apex Assets)
プールのプリセットを使った作例(画像: Apex Assets)
プールのプリセットを使った作例(画像: Apex Assets)

天候と空気中のエフェクト

天候は雪と雨。同じテントのシーンで積雪と降雨を切り替えた比較が載っています。

同じシーンで雪と雨を切り替えた比較(画像: Apex Assets)
同じシーンで雪と雨を切り替えた比較(画像: Apex Assets)

空気中のエフェクトは落ち葉・火の粉・埃・蛾の4種類です。光の筋の中を舞う埃や、暗がりを飛ぶ蛾といった、画面に空気感を足す側の要素がまとまっています。

落ち葉・火の粉・埃・蛾の4種類(画像: Apex Assets)
落ち葉・火の粉・埃・蛾の4種類(画像: Apex Assets)

散布の制御は5系統

散布まわりは製品ページで5つが並記されています。

  • Advanced Procedural Scatter … プロシージャルな散布
  • Manual Mode … 手で置き足す・間引く
  • Growth Control … 生え具合の制御
  • Physics Scatter … 物理で落として散らす(瓦礫の作例)
  • Advanced Viewport Optimization … ビューポートの表示負荷を抑える
散布の制御5系統(画像: Apex Assets)
散布の制御5系統(画像: Apex Assets)
森の中の建築を想定した作例(画像: Apex Assets)
森の中の建築を想定した作例(画像: Apex Assets)

公式のローンチトレーラー

価格・入手先

  • 対応Blender: 5.1 – 5.2
  • レンダーエンジン: Cycles / Eevee
  • データ: UV展開済み・テクスチャ付き
  • ライセンス: ロイヤリティフリー
  • 価格: Complete 99ドル / Studio(2〜6席)199ドル

製品ページには2種類のクーポンが出ています。記事執筆時点(2026年8月27日)で、ローンチ割引の25%オフと、既存顧客向けの50%オフです。どちらも終了日時は明示されておらず、商品ページに残り時間が出るだけです。Superhiveのクーポンは切れる前に貼り直されることがあり、失効後もバナーが残る場合があるので、使うときはSuperhiveのクーポン一覧で有効かどうかを確かめるのが確実です。

販売はSuperhiveの製品ページです。導入手順とパラメータの詳細は同ページのDocumentationにまとまっています。

管理人のひとこと

対応バージョンがBlender 5.1以降に限られている点は、先に確認しておいたほうがいいところだと思います。4.x系で走っている案件には入りません。

アニメの背景だと、この手の実写寄りのライブラリはそのままでは使いにくいのですが、散布とバイオームの仕組み自体は自前のアセットにも使えるはずなので、見るとしたらそちら側でしょう。実際に自前アセットをどこまで流し込めるかは、製品ページの説明が画像中心で読み取れませんでした。試すならDocumentationを先に見るのが早そうです。

99ドルという値段は、散布アドオン単体ではなくアセット込みのパッケージと考えると納得のいく水準です。ローンチ割引は本記事の更新時点(2026年8月31日)ではクーポン一覧に出ていないので、通常価格で見ておくのがよさそうです。

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