banana.fish.0825氏が、ドット絵のタイルセットから3Dの部屋やジオラマを組めるブラウザツール「tile3d」を2026年10月25日にitch.ioで公開しました。インストールは要らず、ブラウザで開いてすぐ使えます。組んだものはOBJで書き出せます。ブラウザ版は無料です。

ドット絵のタイルで、部屋を立体に組める
PNGのタイルセットを読み込み、タイルの大きさをピクセルで指定します。手元にタイルセットが無くても、同梱のサンプル「Kenney Tiny Town」(CC0)ですぐ試せます。タイルは床と壁の6方向に貼れて、壁の表と裏に別のタイルを貼ることもできます。
置いたタイルの上にマウスを乗せると、作業面がその位置へ移ります。レイヤーを手で切り替えなくても、床の上に壁を立て、さらに上の階を重ねていけます。カメラ側の壁を隠す機能(Hキー)を使えば、部屋の内側も作業できます。

広い床も、まとめて敷ける
Shiftを押しながらドラッグすると、四角い範囲にまとめてタイルを置いたり消したりできます。塗りつぶし(Gキー)は、つながった同じ柄のタイルをまとめて置き換えます。スポイト(Iキー)、回転(Rキー)、反転(Fキー)、元に戻す・やり直しもあります。

組んだ部屋を、そのままBlenderで使える
書き出しは、OBJ・MTL・タイルセットのPNGを1つのZIPにまとめた形です。作業内容はブラウザに自動で保存され、JSONで保存・読み込みすれば別のPCにも持っていけます。
作者はBlender 5.2で読み込みを確かめていて、2つの設定を勧めています。表と裏の面が同じ位置に重なるので、マテリアルの「裏面を非表示(Backface Culling)」をオンにします。ドットをくっきり出すには、画像テクスチャの補間を「Closest」にします。
無料版の制限と、有料版の予定
- 1シーンにつきタイル1,000枚まで、タイルセット1つまで
- タイルセットのPNGは1MB・4096×4096ピクセルまで
- マウスとキーボードのみ(タッチ操作は非対応)
- 動作確認はChromium系のブラウザのみ
作者は有料のダウンロード版も予定しています。リリース日は未定です。タイル数の上限をなくし、1シーンで複数のタイルセットを使えるようにして、glTFでの書き出しやWindows・macOS・Linuxでのオフライン利用にも対応する予定です。Godot 4向けの書き出し、屋根やスロープ用の斜めのブロック、同じ組み合わせを何度も置けるプレハブについては、どれが欲しいかをページで募っています。
価格・入手先
| 価格 | 無料(ブラウザ版) |
| 対応OS | ブラウザ(Chromium系で動作確認) |
| 作者 | banana.fish.0825 |
| 入手先 | itch.io |
ダウンロード版の予定価格は12.99ドルで、変わる可能性があると書かれています。コードとページの文章は、AIのコーディングアシスタント(Claude Code)を使って書いたと作者が明記しています。サンプルのグラフィックはKenneyのもので、AIでは作られていません。
管理人のひとこと
ドット絵のタイルを箱に貼っていく作り方は、3Dのモデリングを知らない人でも部屋が組めるので、触っていて楽しそうです。描いた2Dのタイルセットが、そのまま立体の建物として組み上がります。ドット絵を描く人が、自分の絵を3Dで眺めてみる使い方もできそうです。
Blenderで同じことをするなら、板ポリを並べてUVをタイルに合わせる作業になります。1枚ずつ合わせる手間を考えると、配置だけここで済ませてOBJで持ってくるのは手軽です。


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